甲種危険物取扱者

転職サイトを眺めていると、甲種危険物取扱者であることが必須だったり歓迎条件とされることが多いので取得を目指しました。

 

目次 

 

  

危険物取扱者とは

 消防法で定めらている国家資格 (国家錬金術師みたいでカッコいい)を取得した人です。一定量以上の危険物を取り扱う施設(化学工場、ガソリンスタンドなど)では危険物を扱うためには必ず危険物取扱者を置く必要があります。

                       

甲種 (全危険物)、乙種 (免状に記載されている危険物)、丙種 (特定の第四類危険物、例えばガソリン)の3種類があって、免状の種類によって扱える危険物の種類や携われる業務 (監督など)に違いがあります。

甲種が一番取得が難しく、出来ることも多い (取扱、定期点検だけでなく保安監督もできる)。

 

なぜ取得を目指したか?

1.化学製造の求人をみると、実務経験は無視!甲種の免状が必須であることが多い。

2.ある程度の規模の事業所では危険物取扱者 (甲種、乙種)を危険物保安監督者 

       として雇わないといけないので今の会社がつぶれても大丈夫そう。

3.TOEICと違い1度取得すれば社会に迷惑を掛けない限り一生再受験する必要がない。

4.そんな資格が受験費用6,600円と比較的安い (大事‼)。

   (免状の交付には別途2900円が必要)

5.会社によっては資格手当がでる。

 

受験資格

 1.大学等において化学に関する学科等を修めて卒業した者

 2.大学等において化学に関する授業科目を15単位以上修得した者

 3.乙危険物扱者免状を有するもの (a. 乙種免状+2年以上の実務経験、b. 4種以上の

           乙種免状の交付を受けている)

 4.修士・博士の学位を有する者

 

こんな人に甲種危険物はおススメ◎

〇ズバリ. 化学系の課程を修了した学部生、院生 (受験資格1、2または4に該当)

 就職したらどうせ取らされたりする(かもしれない)ので、比較的時間に融通が利く学

 生の間に取得したほうが良いと個人的には思います。(費用もTOEICとあまり変わらな

 いので金銭的負担も軽い)。社会人になって勉強時間がとれるかは会社に入らないと分

 からない。

フラッシュカラムやってる間や昼食時等のスキマ時間を使ってテキスト読んでたらなんとかなりそう。

 

〇 2年以上の実務経験が積める方(受験資格3.aに該当)

     乙種1つを余分に取らなければない。

 

こんな人に甲種危険物はあまりおススメじゃない▲

〇 甲種の受験資格を得るために、乙種を4種類以上とらないといけない方 (受験資格3.bに該当)

 

¥4,600×4=¥18,400😢

 

                受験費用たっかい。

 

結論

化学系の学生さん。社会人になっても化学に携わるなら学生の間に甲種危険物取扱者の取得を一考してみては?

by 学生の頃に取らなかったことを後悔している30代男性